カマンベールに優しく

今回は、ゴ・エ・ミヨフランスのニュースレターより、カマンベールの話をご紹介します。日本ではカマンベール、人気ですよね?

そろそろアメリカ人たちがフランスの刺すような香りのワインや臭いチーズを中傷することを、こそこそと悪く言うのをやめる時がきたのかもしれません。

彼らの内の1人が、私たちのカマンベールを讃える像を約1世紀前に建立したのですから。


 

1926年、ニューヨークの病院の院長であり、チーズの大の愛好者でもあったジョゼフ・クニリム氏は、ノルマンディーのヴィムティエを訪れ、革命に対する罪で追われていた宣誓拒否僧をかくまった後にカマンベールを生み出した女性、マリー・アレルに花を手向けるつもりであることを市長に伝えました。



ところが、彼女に何の崇拝もないことに腹を立てた医師は、マリー・アレルの像の建設を申し出、そして1928年に素晴らしい像が出来上がります。



像は戦争中に一度壊されたものの、すぐに資金提供され、建て直されました。

その提供者が何と、アメリカのチーズ会社だったのです。


 

ですから、衛生的な観点から無殺菌乳に対し敵意を持ち、反論してくるでしょうが、

(それはそうと、無殺菌乳からできたカマンベールは今が最高の時期です)、

言わせてもらうと、アメリカ人も皆、私たちのカマンベールが大好きなはずです。



証拠ですか?パワーポイントを使ってプレゼンをするときに、毎回すべてのスライドに “カマンベール”が入っていますよね?



ザジ*のおじさん、ガブリエルも「どこからこんなに臭うんだい?」と言うでしょうね。

 



*小説「地下鉄のザジ」