東京・丸の内の新丸の内ビルディングの5階にあるフレンチレストラン。大きな窓からは東京駅をほぼ正面から望むことができ、雰囲気に合った音楽が流れる店内は、居心地が良い。シェフの佐々木直歩氏は、都内のフランス料理店で経験を積んだ後、渡仏。約9年間のフランス修行のなかで、最後の3年間はパリの「オー・ボナクイユ」で料理長を務め、2016年2月にこの店のシェフとなった。その佐々木氏の料理のコンセプトは、「食材の持ち味を完璧に引き出し、いかにその時その場所ならではの表現をするか」ということだ。店で提供される料理は、そんな佐々木氏のコンセプトを反映しており、とりわけペストリーはこのレストランの強みと言ってもよいだろう。また、フランス料理としてはとても軽い食感で、繊細さを感じる。ただ一点、改善点を挙げるとすれば、ワインの品揃えだ。もう少し上質のモノにすれば、ゲストの評価はさらに高まることだろう。
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