オーナーシェフの多賀孝文氏は、大阪の老舗イタリア料理店をはじめ各地の著名なシェフのもとで腕を磨き、イタリアで2年間修業。
2012年に「小旅行」を意味するこの店を開いた。尾鷲の魚や桑名の蛤など地元食材にこだわりつつ、独創性と伝統を調和させた料理をリーズナブルな値段で提供する。時折、イタリア各州に的を絞った郷土料理のフェアも開催している。トリュフのリゾット、伊勢海老、ガス海老、鬼海老、クモ海老が入った「地海老スペシャル」というパスタ、松阪牛ホホ肉の赤ワイン煮はどれもレベルが高く、それぞれの素材の特徴をよく活かしている。近くの町から「小旅行」して訪れる客も多い。
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